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2011年11月11日

風は西から53

 今や和服を着ている人の方が少数となり、着るものは基本的に「洋服」とも言う。
 服は今や大型小売店で服を購入するのみになった。ファッションの情報は多々あるが、そこにあるのは単なる消費行動だけである。セレクトショップなる個人の店はあるが、あくまでも外部のブランドを好みに揃えた形だ。

 民俗学者・宮本常一は物干し竿を観察し、
 「既製品の下着が物干し竿に出始めたころから、街の裁縫教室が消え始めた。流行と言う物が、自然発生的でなく生産者側から意図的に作り出されるものになってきた。」
と述べている。

 街の中での「洋品店」は、その昔では時代の先端を行っていたのではないか。そして街の人一人一人の体形や要望に合わせた洋服を作っていたであろう。服を新調するという事は、その人にとってのハレの出来事であり、人生の節目である。そこには一人一人の物語があった。
 そんな街の人々を見続けた街の洋品店も消えつつある。ある意味、呉服店よりも人知れず消えつつあるのではないだろうか。そんな洋品店を追っていきたい。
 



(「しゃれる」という店名も素敵です。)



















































































(「まつざき」なのか「まっざき」なのでしょうか)











(新年らしく大売出しの幕が凄まじいです。)





(おしゃれ洋品の店です)







(ガラス戸にワタナベ洋品店とあります)



(入りにくい店の要素として「店内が暗い」というのがあります。改善した方がよろしいかと。)











(かなり大きな所です。)


(有線の番号が気になります)




















(愛知県大府市にて)




(洋品店にしては珍しく、色々なアピールが力強いです。)















  


Posted by かるの at 10:16 Comments( 0 ) 風は西から