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2011年07月29日

おくのほそみち36

 モータリゼーションの到来と共に、都市の骨格は基本的に自動車優先となって来た。
 自動車が走り易いように、道を拡げ、道を直線にし、道から人を排除したのである。
 馬車の文化があった西洋では、基本的な都市の骨格が残されたが、馬車の文化が無かった日本では、徹底的に都市の骨格が変わってしまった。

 そんな中、車が入れないような路地や小路を見るとホッとするのは、自動車優先の空間から人間本来の空間を見るからだろうか。
 しかし、このような路地や小路は「災害時に危険」という名目もあり、真っ先に区画整理の対象となったりする。小説の舞台となった法善寺横丁や、音楽文化を生み出す下北沢といった有名な所でさえそうである。
 
 ここでは、今や少なくなりつつある横丁・路地・小路を見つめる事で、人間本来の空間とは何なのかを考えて行きたい。





































































(通り抜けは厳禁、と書いてありました。)























(静岡市・青葉おでん街)



(横丁との名が付いていますが、やや人工的な感じです。このビル以前はどうであったかが気になります)






(沼津市新宿町の駿河小路)





(静岡市の青葉横丁)





(豊橋市の松葉小路)





  


Posted by かるの at 16:25 Comments( 0 ) おくのほそみち